日ハムが拠点を移転することを決定。なぜ移転?北広島、真駒内、北大、手稲稲積どこを選ぶ?

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2016年12月19日 日ハムが拠点を札幌ドームから移転することを決定しました。
以前から、日ハムが札幌ドームを離れることを
協議しており、日ハムと札幌ドーム、札幌市、そしてコンサドーレの
四者協議をしながら、札幌市が中心となって打開策を模索してきました。
状況が前進しないことにしびれを切らし、
日ハムは新球場設立の方向性を打ちだし、
親会社からの了承を得たものです。

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それでは、日ハムはなぜ移転を考えたのでしょうか。

日ハムは2004年、拠点を東京から北海道へ
移転しました。その際、メジャーから帰ってくる
新庄氏が日ハムへ入団することを打診。
一番最初に連絡をした日ハムへ新庄氏は
入団をしました。

その後、現レンジャーズ・ダルビッシュ投手など
スター選手の輩出、現在も中田選手や、
大谷投手などの若手選手も大きく育て上げてきました。
北海道という場所に移転してから地域に根差した
運営を心がけ5度のリーグ優勝、2度の日本一。
名実ともに実力をつけてきたといっても
過言ではありません。

そんななか、札幌ドームを拠点としてきましたが、
札幌ドームは球団が所有するものでは無く、
札幌市の第三セクターである「株式会社 札幌ドーム」が運営管理、
保有は札幌市という構造でした。
もちろん、コンサドーレ札幌も利用することから、
サッカーチームとの共用。
サッカーグラウンドは移動式など、
日ハムにとってもコンサドーレにとっても
柔軟な対応ができているとは言えない状況であったのかもしれません。

さらに、日ハムとしてはひとつの収入源である、
球場内の売店に関しても、運営管理・収入はすべて
札幌ドーム。そして広告収入などは運営管理である
収入の大半を獲得する仕組みとなっていたことにも
不満を覚えていたようです。

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さらには、年間13億円程度の球場使用料を支払う状況にあり、
球団としては、収入は入らないばかりか使用料として
出ていく一方。
球団運営をしていくうえでの「うまみ」はまったくない状況にありました。

そして日本ハム本体から広告費として経済支援をうけているものの、
選手への支払い年棒総額もある程度一定となっているため、
年棒の高い選手を手放さざるを得ない状況などがありました。
これは逆の意味で若い選手の成長を促すことが
できているということも考えられますが、
球団運営という意味も含めていうならば、
満足のいく予算管理ができているとは言い難い状況であったことも事実です。

そして日ハム選手団は運営に対して、
札幌ドームの人工芝張替を要望していましたが、
札幌ドーム側が頭を縦には振らない状況があったことも
ひとつの原因であったことと思います。
痛んできた人工芝は選手たちの膝に大きな負担をかけ、
故障の原因となっていたことも事実です。
選手生命は、一般サラリーマンから比べれば短いですが、
さらに短くしてしまう状況を改善したかった球団側の
気持ちもあったようです。

日ハムの移転場所候補としては、
以下の4か所が大きく上げられているようです。

北広島
北大
真駒内
手稲稲積

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