小頭症とは？その特徴はどんな状態？

頭部の成長と体の成長に差異が出てしまう病気。小頭症。
いったいどのような病気なのか。いつ発症するものなのかを調べてみました。

小頭症とは？

頭蓋骨の縫合が早期に完成するために頭が極端に小さいものと，
脳の発育が悪いために脳体積が小さく，
頭蓋腔の容積も拡大しないものの二つがある。
知能の発達遅滞が顕著である。
前者は頭蓋骨癒合症の治療に準じるが，
後者には有効な治療法がないことが多い。

小頭症はなぜなるの？

先天的なもの

・脳が小さな状態で生まれてしまう。
　治療法はまだ無い。

後天的なもの

・頭蓋骨が早く閉じてしまう。
　治療法は、頭蓋骨を切開し脳を圧迫しない処置を施す。
　頭蓋骨内に脳が発達できるスペースを確保できれば
　完治することもある。

放射能でも？

・原子爆弾による影響で発症したケースがあります。
　厚生労働省の発表では「原子爆弾小頭症手当」というものが
月額４５，０００円以上支払われます。
また、妊娠中に化学物質を大量に接したり、極度な栄養障害も関連性がある。

小頭症の特徴は？

・頭の前後が長い船状態
・前後が短く横幅が広く額が扁平になる短頭
・額の中央が突出する三角頭蓋

いかがでしたでしょうか。
生まれるときにその症状がでることが多く、
頭蓋骨内の脳の成長が止まることによって
他の脳部分に損傷を与える可能性もあるため、
思い通りに生活をすることができません。
まわりの協力を得ながら生活をしていく形となりそうですね。