美容師の顔剃りに許可?理容師資格とダブル取得可能へ?
顔剃りと言えば、床屋さんで理容師さんに行ってもらうのが
今までの常でした。
しかし、理容師、美容師の両方の資格をとりやすくする動きが
厚生労働省であるようです。
理容師と美容師の両方の資格をとりやすくしようと、厚生労働省は有識者会議を設置し、初会合が13日あった。両方の資格を持つのは約1万人しかおらず、増えれば美容室での顔そりや理容室での髪結いを受けやすくなるなど、利便性が高まる。
約23万人が働く理容師はヘアセットやメイクができず、49万人が働く美容師は襟足などを除いてシェービングができない。資格の取得にはそれぞれ2年かかり、二つとも取るには最短でも4年かかる。
この日の会議では、どちらかの資格を持っている人には、実習時間を短くするなどして、資格取得にかかる時間を短縮する方向で意見がまとまった。養成課程の学科にある「人体の内臓」「物理」などの項目は、必要性が低いとして削除できるとの意見も出た。
来年秋までに報告書をまとめ、厚労省は来年度中に省令などを改正する方針。
両方の資格を取りやすくすることは、政府の規制改革会議の答申を受けて6月に閣議決定された。来年4月からは、全員が二つの資格を持っていれば、同じ店舗の中で理容も美容もできるようになる
最近、男性も美容室を利用する機会が増えてきました。
そんな中でも理容室、床屋さんを利用する理由として
顔剃りが大変に気持ちいいという理由から
床屋さんに行く方も多いようです。
さらに女性にとっても顔剃りは気持ちのいいものであるとともに、
顔のうぶ毛を剃ることで、化粧のノリがよくなるというメリットもあり、
女性向けの顔剃りを提供する床屋さんも増えてきました。
そんななか、厚生労働省が検討している
美容師、理容師の資格をダブルヘッダーでとりやすくする
方針は、美容室、理容室業界にとって、
競争激化の一途をたどりそうです。